タロットカードの構成

タロットカードは占いだけでなくゲームや漫画などでもよく登場しています。「愚者（THE FOOL）」や「「運命の輪（WHEEL of FORTUNE）」、「吊るされた男（THE HANGED MAN）」などは有名ですよね。
これらは大アルカナと呼ばれるもので22枚存在します。大アルカナは0から21までの番号が振られた22枚のカードが存在します。
それに対し小アルカナと呼ばれるものも存在しこちらは56枚あります。
大アルカナ22枚と小アルカナ56枚の計78枚で1セット（フルデッキ）という構成になっています。

大アルカナと小アルカナ

アルカナという言葉には「秘密」や「神秘」という意味があり、内なる潜在意識を表しています。
大アルカナには物事の本質的な意味を象徴しているカードで、魂の成長の過程や人の生き方に関わってくるような世界観が表現されています。
一方の小アルカナには魂が成長する過程で起きる出来事や体験など、日常に起こるストーリーや具体的なことが書かれています。

大アルカナは大きなテーマを示すもので、人間の成長を表しています。
小アルカナは身近な日常に起こる出来事を示し、日常生活でよくある感情や行動の変化などを表しています。